最近買った本2012年09月23日

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 先日、夕方から札幌駅方面に用があったので、ついでに紀伊國屋に寄って本を三冊買ってきた。一つは村上春樹に「これは僕が訳さなくっちゃな」と思わせたという『極北』。今年の四月に発売された本だ。あとの二冊は開高健の『夏の闇』と『輝ける闇』。

 どれもまだ読んではいないので何とも言えないが、村上春樹が翻訳した『極北』はそのレビューなどからもかなり期待が持てるし、開高健の二冊もなかなか評価の高い本のようだ。

 しかし、僕が村上春樹の本を購入するのはいつものこととしても、開高健の本を購入するのは自分でもちょっと驚くべきできごとだった。正直に言うと、僕は開高健のことがあまり好きではない。『オーパ!』とか『裸の王様』とか『ベトナム戦記』などを含めて何冊か読んでみたが、どうも感覚的に受け入れられない部分がある。具体的にいえば、昭和の時代にあった独特の匂いが強すぎて現代の感覚とは合わないように感じてしまうのだ。たとえば今、女房がとつぜん聖子ちゃんカットにしてきても受け入れることができないのと同じような感覚だ(いや、受けいれることのできる人もいるかもしれないが……)。あるいはそれは、開高健は時代の空気にとても敏感に反応する小説家であったということになるのかもしれない。

 そんな風に感じていた僕が『夏の闇』を購入することにしたのは、ある人に薦められたからだ。あれは多分、まだ雪が積もっていた頃だったと思う。僕はススキノのVestaという店で飲んでいて、偶然知り合ったどこかの会社の社長さんにその本を薦められたのだった。詳しいことは忘れてしまったけれど、たしか仕事面や考え方なんかで共通するところがいくつもあってずいぶんと気に入ってもらい、その話の中でぜひその本を読むようにと薦められたのが『夏の闇』だったと記憶している。どういう経緯だったかは翌日にはすっかりと忘れてしまっていたけれど、僕のiPhoneのメモには「開高健の『夏の闇』を購入」と入力してあった。



 それで、その札幌駅方面へ行った用というのは実はある団体の「反省会」という名目の飲み会だったわけだが、その会場となった店がなかなかすごかったのでちょっとだけ紹介。まずは写真でどうぞ!

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 そうなんです! 2,000円で飲み放題でした。東急百貨店の南側にある「ポレール」という店です。飲み放題にはビールも含まれていますし、食べものは満腹になるほど出てきます。だからといって料理がまずいわけでもありません(最高に美味いというわけでもないですが)。クルマエビのようなエビとか、デザートにはメロンも出てきました。ただ周りが騒がしくて少し大きな声で話さないと声が聞こえないのが難点かもしれません。あと、従業員の人数が少ないので、幹事さんは多少頑張って働く必要があるかもしれません。それでも「これで2,000円?」とみんなが驚くようなサービスをしてくれる店でした。

 でも、なんだかんだ言って最後には僕はくにむらへと向かうのでした。



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