今日読んだ本2012年03月18日

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 今日もずっと仕事をしていたのだけれど、結局二冊の本を読んでしまいました。

 まずは吉本ばなな(今は全部ひらがなで「よしもと ばなな」と表記するらしい)の『キッチン』から。

 僕が小説を読むようになったのは数年前くらいからで、吉本ばななの作品は初めて読みました。なんか素直にあったかくていい作品だなあと思って読んでいましたが、なんとこれがデビュー作だとか。

 村上春樹のデビュー作その次に出した本を読んだときは、失礼ながらヘタクソだな〜と感じたものですが(その前に彼の代表作の多くを読んでいたせいですね多分)、この人の作品の場合は技術的なことなんかは少しも気にすることなく楽しく読めたのが印象的でした。それはデビュー当時の吉本ばなながデビュー当時の村上春樹よりも技術的に優れているという意味ではなく、そんなテクニカルなことなんかは気にならないほど入っていけるお話だったからなのだと思います。

 まあ、身近な人でたとえると、クララちゃんの息子がミズコシ君で、身寄りのないマユコさんがそこで一緒に生活を始めるみたいな、そんな心温まるお話です(謎)。

         *

 で、『蛇にピアス』ですが。
 僕は金原ひとみは、ほかの日本の作家達とは違う特別な才能を持った人だとあらためて思いました(ほかの作家の作品はたいして読んではいないのですがw)。彼女の本を読んだのは二冊目ですが、前に読んだ本からはドーンと成長していて、芥川賞をとった作品として納得がいく本でした。僕はこれまでに芥川賞または直木賞をとった作品をいくつか読んでみましたが、がっかりせずに読了できたのはこの作品が初めてです。

 今日はやっと、村上春樹のほかに好きな日本の作家に出会えた気がしました。って、村上春樹以外の人の小説はまだそんなに読んでいないのですが……。でもきっと、金原ひとみの本は全部買ってしまうような気がする。
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