1970年01月01日



本日、とうとう円山のサルメンエビネが盗掘されてしまったようです。「円山近辺の四季」の記事を読んで知りました。

夕方だったのですが、驚いてあわてて確認に行ってみると二株?あったサルメンエビネは、そっくりなくなっていました(下写真)。




下の写真は今年の6月4日に撮影したものですが、もうだいぶ枯れてきてはいたものの、昨日まではちゃんと生えていたのです。



これまでの数年間、盗まれずに残っていたことの方が奇跡だと言われればそうかもしれないのですが、今年も無事だったと安心した矢先に盗まれてしまったのでかなりショックです。
サルメンエビネの盗掘現場。


このサルメンエビネのことは、円山の常連さんたちはみんな当然知っていました。そして、盗掘されないようにとブログなどにも掲載することを避けて大事に見守ってきたのです。

ところが先日、ある観察会のようなものがあって、その報告記事としてサルメンエビネのことがブログに掲載されていたので、ちょっと心配していたところでした。

藻岩山や三角山でしたら、その山に生えていたと書かれていても場所を探すことはかなり困難だと思われます。しかし、円山の場合は1時間もあればすべてのルートをチェックできますので、円山にあったとわかれば探し出すことはそう難しくはありません。

前にこのブログでエゾエノキの幼木が生えていると紹介したことがあったのですが、その直後にそのエゾエノキが盗掘されてしまったこともあります。私はそのとき、エゾエノキを盗む人なんていないと思っていたのですが、あとから調べたところオオムラサキを飼育したい昆虫マニアにとってはまたとない情報だったのです(オオムラサキの幼虫はエゾエノキの葉を食べて育つため)。

ネットに掲載したことが原因だとは言いきれませんが、公開したすぐあとに盗まれたのであれば、それが原因でないとも言いきれません。

下の写真は『自然観察指導の48手』(財団法人 日本自然保護協会 発行)という本の1ページですが、観察会などで貴重な植物を知らせないことは業界の中では常識となっているようです。
130622-05.jpg


ブログを書かれる方は、森林窃盗犯の情報源となってしまわないよう常に気をつける必要がありますね(自戒を込めて)。




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※名古屋に転居しました!
円山を中心に、三角山や藻岩山、手稲山、野幌森林公園なんかにも出没します。書く内容によって文体が変わるクセがあります。

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