8月中旬の円山2013年08月19日

ツルニンジン(シーソブ)。

きちんと種類を確認しておきたい花があったので、午後から行ってきました。今日の札幌は午前11時の段階で31度を超えていました。

クサギの花が咲いています。


匂いは嗅ぎわすれました。
臭木なので、かなり臭いとの噂なのですが……。残念!


これは葉っぱとか花とかではなく、虫こぶ(虫癭:ちゅうえい)です。

ミズナラメコガタニセハナタマバチによって、ミズナラの芽に形成される虫こぶで、ミズナラメコガタニセハナフシ(ミズナラ+芽+小型偽花+フシ)と呼ばれています。


これも同じくミズナラメコガタニセハナフシです。



で、正体をきちんと確認しておきたかったのがこの植物です。

八十八箇所ルートから登ると、円山の頂上手前にたくさん生えているのですが、きちんと同定していませんでした。


撮影した写真を拡大してみると、小苞が花柄より短いのが確認できました。つまり、ヤマクルマバナではないということになります(ヤマクルマバナの小苞は線形で花柄より長い)。

おまけにがくに長い毛が生えているのが見えます。ミヤマトウバナは短毛がまばらに生えるだけですので、ミヤマトウバナでもなさそうです。ということは、イヌトウバナでしょうか?


茎の写真です。まばらに毛が生えているようです。これもイヌトウバナの特徴です。



では葉の裏側を見てみましょう。

お! 点々が見えますよ!
これはいわゆる腺点というやつですね。これがハッキリわかるのはイヌトウバナの特徴です! というわけで、気になっていた花の正体はイヌトウバナだったようです。


頂上にはパックンみたいな外人さんがいて、景色を撮影していました。



お! 草刈りに負けずちゃんと成長してる!



ツルニンジン(別名ジーソブ)です。



最後に、肉眼では見分けのつきにくいハエドクソウとイノコズチの果実のアップを掲載しておきます。まずはハエドクソウから……。

ハエドクソウの実の先は色が変わっていて、その先端がフックのようになっています。


イノコズチの場合は先の色は変化せず、全体がグリーンです。



そんな撮影をしながら下山していると、ミンミンゼミの鳴き声が何度も聞こえてきます。

動物園ルートでは、少なくとも五匹以上のミンミンゼミが鳴いていました。




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No title

今朝は、家に居てミンミンゼミの鳴き声が聞こえました。
多分、管理事務所付近まで出てきたのだと思います。
昔、転勤で東京に住んでいたときは、ミンミンゼミやツクツクボウシの鳴き声だらけだったのですが、まさか札幌で家にいて直に聞けるとは思いもよらなかったですね。

Re:

ミンミンゼミは、どんどん活動するエリアを広げているようですね。
それにしても、家でセミの鳴き声が聞こえるとはうらやましいです。
子どもの頃、カエルとかキリギリスとかコオロギとかキジバトとか、
いろいろな鳴き声が家にいても聞こえていたのが懐かしいです。
プロフィール

Scorpionfly

Scorpionfly
※名古屋に転居しました!
円山を中心に、三角山や藻岩山、手稲山、野幌森林公園なんかにも出没します。書く内容によって文体が変わるクセがあります。

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