白い牙(WHITE FANG)2015年09月16日

ジャック・ロンドン『白い牙』の表紙。

ポール・オースターの本を探していたら、たまたま見つけたので買った本です。ジャック・ロンドンの本は一度も読んだことがなかったし、動物ものはけっこう好きですので……。

それで読んでみてビックリしたのは、この小説がオオカミの視点で書かれていたことです。なんとこの本は、人間ではなくオオカミの考えというか頭の中のことが書かれているんです!

だから日本語に翻訳されているとはいえ、内容はほとんどが「ワン」とか「ワオーン」の組み合わせばかりです(というのは冗談です、もちろん)。

話はオオカミとイヌの子供として生まれた母犬の話からはじまります。で、その母犬とオオカミの子として生まれたのが主人公のホワイト・ファング(白い牙)です。つまり、四分の一だけ犬の血が入った、ほとんどオオカミの話というわけですな。最初は野生で生活していたんだけれども、いろいろあって飼われることになり、飼い主もいろいろと変わりながらホワイト・ファングも成長していくというような話です。オオカミの視点で語られる話なのに、おもしろくて一気に読んでしまいました。特にエンディングがいいです。

小さい頃に、友達の家のスピッツに何度も噛まれて犬があまり好きではない僕が読んでも面白かったので、犬好きの方ならかなり楽しめるのではないでしょうか。最近読んだ小説の中では一番印象に残った作品です。






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昔、NHKでファングの海外ドラマをやっていたのを思い出しました。
原作はこの本かな?
カナダかアラスカが舞台だった気がします。

 

犬ぞりを引かされる場面が何度も出てきて、先住民族も出てくるので、舞台は多分そのあたりだと思います。
映画や日本のアニメにもなってたみたいだけど、海外ドラマにもなってたんだ。
なんとなく面白そうな気がする……
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Scorpionfly

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※名古屋に転居しました!
円山を中心に、三角山や藻岩山、手稲山、野幌森林公園なんかにも出没します。書く内容によって文体が変わるクセがあります。

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